2019年12月1日日曜日

【no.58】公式グッズ完成記念 インタビュー

前回、イラストレーター・フォトコラージュアーティストのMika Itoh/伊藤美香さんとのコラボグッズ完成のお知らせをしましたが、これを記念して聞きたいことを聞いてみました。
全コラボグッズは、こちらで詳しく見ることができます。購入も可。

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私は、人のクリエイティブな発想がどこから来るのかということにちょっと興味があるのですが、このりんごのデザインは、どんな場面で、いつ思いついたんでしょうか? よくアーティストの人とかって、発想が夜中に降りてくるとか言いますよね(笑)。また、なぜこのモチーフ(りんごとか人魚姫の尾)にしたのでしょうか?









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 <figcaption class= Mika Itoh
フルーツティーのグッズを作成するにあたって、5種類の絵柄を統一する必要がありました。デンマークのモチーフの構想を練るより前に、他のモチーフのラフスケッチを描き出したのですが、どのモチーフにも必ず『その土地の名物』の要素を盛り込んでいたので、「じゃあ、デンマークといえば何?」と思い、『人魚姫』を選びました。
















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平面なのに、奥行きが感じられてりんごが立体に見えてくるのがすごいと思ったのですが、工夫したポイントやこだわった部分など教えてください。









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ヘタの部分を立体的に描くことで、りんごのモチーフ自体に厚みを持たせました。 人魚姫の尻尾の部分は平面的なディテールだったので、奥行きを出すための策です。









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逆に苦労したところは?









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 <figcaption class= Mika Itoh
『人魚姫の尻尾』と言ってはいるのですが、このモチーフには『人』の要素が無いんですよね。尻尾だけで。 最初は人間(上半身)もキッチリ描く予定だったのですが、あまり複雑な絵柄にしたくなかったので、尾ひれを(ここ重要)なんとなくフリル状にすることで人魚姫を表現しました。 あとは、グッズを購入してくださった方がそれぞれ解釈してくださればいいなと思います。









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この画の制作時間はどれくらいですか?









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ラフスケッチ・レイアウト・データの処理を含めて約10日間です。









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ツールは何で描いているのですか?









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iPadと、ドローイングアプリ『ProCreate』を使用しました。 データの処理はイラレとフォトショです。


















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以前、伊藤さんのインスタの、この焼き鳥のドローイングにすごく感動したのですが、この時はツールは何を使って書いているのでしょうか?今回の書き方との違いなど教えてください。 焼き鳥の絵は、アナログと聞いたことがありますが、デジタルで、ipadでも同じことは可能でしょうか?









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 <figcaption class= Mika Itoh
焼き鳥のイラストは、水彩絵の具・シャープペンシル(芯はHB)・白のクレヨンで描いたアナログ作品です。 焼き鳥はとにかくリアルに描くことに徹しましたが、今回のグッズのイラストはデザイン重視で、お客様の想像を膨らませるようなものにしました。 デジタル(ipad)でもリアルな絵は描けると思いますが、水彩絵の具のにじみ感が好みなので、今後も(リアルなタッチのイラストは)アナログで描きたいです。














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私も絵が好きで、たまに描いたりします。キートスのお客さんでもクリエイティブな人が結構多くて、描きたいって人も結構いるので、 上手に書くポイント、色つけのポイントなどあれば教えてください。以前、キートスで「お絵かき講座」をやってもらった時、教え方が的確だなぁと思ったりしました。









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 <figcaption class= Mika Itoh
上手・下手はあまり意識しないこと。自分自身が納得のいくように描くのがベストです。意識しだすと、「あの人は私より絵が上手だから、私なんて・・・」ってなって、継続できなくなっちゃうんで。『どうせ私の絵なんて』って私もたまに落ち込むことがあるから、まあ、説得力に欠けるかもしれませんが。要するに『あまり真剣に向き合わない』ということでしょうか(笑)








以前、CAFE Kiitosで行われた、お絵かきワークショップの様子↓